福岡県北九州市八幡西区大浦1-13-2

歯周疾患

歯周疾患

歯周疾患

若齢のワンちゃんの口腔内の写真です

若齢のワンちゃんの口腔内の写真です

歯の表面に付着した柔らかい白色~黄白色の物質が歯垢(プラーク)です。
プラークは細菌などから構成されており、歯周病の原因の一つです。

プラークは歯肉と接触することにより、継続的に炎症を引き起こし、歯肉炎を発症させます。

その炎症が歯肉以外の歯周組織に波及すると、歯周炎を生じさせます。

この子は歯周炎も認められましたので、
プラーク・歯石を除去した後の口腔ケア(歯磨きなど)による歯周病の予防が重要となります。

中高齢のワンちゃんの口腔内の写真です

中高齢のワンちゃんの口腔内の写真です

歯の表面に付着した固い茶褐色の物質が歯石です。
歯石中の細菌は死滅しており、歯周病の直接的な原因ではありません。
ただし、歯石の表面には細菌が付着しており、
細菌が繁殖しやすい環境となります。

この子も、プラーク・歯石を除去した後の口腔ケアが重要となります。

高齢のワンちゃんの口腔内の写真です

高齢のワンちゃんの口腔内の写真です
高齢のワンちゃんの口腔内の写真です

歯周組織が破壊され、歯の動揺が認められました。

この子たちは、抜歯をすることによって治療をしました。

抜歯になる前に、歯磨きなどの口腔ケア、定期的なプラークの除去をすることによって、
歯の健康を保ちましょう。