症例

2018年10月 1日 月曜日

最近やせてきた。

image1 image2

最近やせてきたと、
思われることはありませんか?

なんとなく食べが悪い。
食べるのを途中で止める。
口の横を前足でかく。
よだれが多い。
口臭がきつくなった。

このような症状があった場合は、
一度上唇をめくって、口の中を見てください。

上の右の写真のように
歯茎が赤くなったり、
歯石がかなりついていたり、
または、口の中を見ようとすると
ひどく嫌がるなどの場合は、

歯周病が原因で食べが悪い場合があります。

悪い歯を抜くことによって
歯周病がなくなり
痛みがとれて
食欲が回復する場合があります。

上の左の写真は、
左の写真の猫ちゃんの1年後です。
歯肉の炎症は完全になくなっています。

歯がなくて食べれるのかと
心配される飼い主の方がおられますが、

フードの粒が大きすぎなかったり、
缶詰であれば、
食べるのに支障はありません。

ほとんどの場合、
歯を抜くことによって
痛みがとれ、
食欲が回復します。

 


 

投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL

2018年2月22日 木曜日

いったいどこの石?

image1 image2

左の写真に写っている3種類の石は、
いったいどこにあったものでしょうか?

川や山や砂場にあった石ではありません。
右の写真を見てお分かりのように、
膀胱の中にあった石です。

しかも分析の結果、
3種類の成分の異なる石がありました。

手術のあとは、
食餌の内容に気をつけましょう。

動物病院で薦められるフードを与えれば
ほぼ再発は抑えられます。

しかし、

併用して、おやつなどを与えると
いくら良いフードを与えても再発する可能性があります。




 


 

投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL

2018年2月 1日 木曜日

食道裂孔ヘルニアの疑い

image1 image2

約6ヶ月令の雌猫が
1週間前より嘔吐するということで来院されました。

左のレントゲンには
胸部に胃の様な物がうつっています。

右のバリウム造影したレントゲンで
胃が胸部にあるのがはっきりしました。

外にも出るということなので、
普通は横隔膜ヘルニアを疑いますが、
横隔膜ははっきりとうつっていて
破れているようには見えません。

食道裂孔ヘルニアではないかと考えています。

先天的なものだと思われます。

液体はもどしませんので、
現在、流動食を与えてもらっています。
経過観察中です。


 

投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL

2017年12月 6日 水曜日

歯が多い

上の写真のわんちゃんは、
歯が多いということで来院されました。

上下とも
外側の列の歯が乳歯
内側の列の歯が永久歯です。

正常では、
生後6ヶ月頃までに
乳歯が抜け、
永久歯がはえてくるのですが、
乳歯が抜けずに残ることがあります。

乳歯残留と言います。

体重5Kg以下の超小型犬に多く見られます。
上の写真のように多数の乳歯が残ることは少ないですが、
犬歯の乳歯が残っている小型犬はよく見ます。

歯並びが悪くなったり、
歯垢歯石がつきやすいなどのため、
生後6ヶ月をすぎている場合は、
早めに乳歯抜歯をお勧めします。

一般的には、
不妊手術と同時に行うことが多いです。

詳しいことは、
当院に直接お聞きください。

投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL

2017年10月27日 金曜日

意外なものが

メスのわんちゃんの腹部を
超音波で検査していると、
膀胱の真横に
膀胱と同じ位の大きさの液体の貯留した臓器が見えました。

子宮蓄膿症を疑い、
開腹手術を行ったところ、
子宮卵巣は正常でした。
しかし、
膀胱の横に上の写真の袋状のものが見えました。
尿道に癒着し、骨盤の中まで続いていました。
剥離切除して後で袋の中を確認すると膿がたまっていました。

おそらく膣より派生した嚢胞(袋)に膿がたまったものと思われます。

初めての経験です。

 

投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL