症例

2018年2月22日 木曜日

いったいどこの石?

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左の写真に写っている3種類の石は、
いったいどこにあったものでしょうか?

川や山や砂場にあった石ではありません。
右の写真を見てお分かりのように、
膀胱の中にあった石です。

しかも分析の結果、
3種類の成分の異なる石がありました。

手術のあとは、
食餌の内容に気をつけましょう。

動物病院で薦められるフードを与えれば
ほぼ再発は抑えられます。

しかし、

併用して、おやつなどを与えると
いくら良いフードを与えても再発する可能性があります。




 


 

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2018年2月 1日 木曜日

食道裂孔ヘルニアの疑い

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約6ヶ月令の雌猫が
1週間前より嘔吐するということで来院されました。

左のレントゲンには
胸部に胃の様な物がうつっています。

右のバリウム造影したレントゲンで
胃が胸部にあるのがはっきりしました。

外にも出るということなので、
普通は横隔膜ヘルニアを疑いますが、
横隔膜ははっきりとうつっていて
破れているようには見えません。

食道裂孔ヘルニアではないかと考えています。

先天的なものだと思われます。

液体はもどしませんので、
現在、流動食を与えてもらっています。
経過観察中です。


 

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2017年12月 6日 水曜日

歯が多い

上の写真のわんちゃんは、
歯が多いということで来院されました。

上下とも
外側の列の歯が乳歯
内側の列の歯が永久歯です。

正常では、
生後6ヶ月頃までに
乳歯が抜け、
永久歯がはえてくるのですが、
乳歯が抜けずに残ることがあります。

乳歯残留と言います。

体重5Kg以下の超小型犬に多く見られます。
上の写真のように多数の乳歯が残ることは少ないですが、
犬歯の乳歯が残っている小型犬はよく見ます。

歯並びが悪くなったり、
歯垢歯石がつきやすいなどのため、
生後6ヶ月をすぎている場合は、
早めに乳歯抜歯をお勧めします。

一般的には、
不妊手術と同時に行うことが多いです。

詳しいことは、
当院に直接お聞きください。

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2017年10月27日 金曜日

意外なものが

メスのわんちゃんの腹部を
超音波で検査していると、
膀胱の真横に
膀胱と同じ位の大きさの液体の貯留した臓器が見えました。

子宮蓄膿症を疑い、
開腹手術を行ったところ、
子宮卵巣は正常でした。
しかし、
膀胱の横に上の写真の袋状のものが見えました。
尿道に癒着し、骨盤の中まで続いていました。
剥離切除して後で袋の中を確認すると膿がたまっていました。

おそらく膣より派生した嚢胞(袋)に膿がたまったものと思われます。

初めての経験です。

 

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2017年3月 3日 金曜日

全身麻酔下の歯石除去を行うかどうか?

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上の2枚の写真は、
ともに歯垢、歯石が重度に付着したわんちゃんの写真です。

しかし、

右のわんちゃんは、
全身麻酔をかけ歯石除去を行いましたが、

左のわんちゃんは、
歯石除去を行いませんでした。

左の写真のわんちゃんは12歳で、
歯肉の炎症がひどく、
各種検査で異常がなかったものの、
徐々に食欲が落ちてやせてきていました。

右の写真のわんちゃんは15歳で、
たまに目の下がはれる(根尖周囲病巣)ことはありましたが、
抗生物質の投与で改善し、
食欲の低下もありませんでした。

歯周病の改善には、
どうしても全身麻酔をかけて、
歯垢歯石を除去したり、
ぐらついている歯は、抜歯する必要があります。

そのため、
年齢、症状等を考慮して、
どのような治療をするのがよいのか判断する必要があります。

 


 

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