ネコ

2021年11月15日 月曜日

猫ちゃんへ、この時期おすすめ検査


動物看護士の松田です。
寒くなりましたね、、

この時期!
私たち動物病院スタッフが
気がかりな病気があります。

それは

猫ちゃんの
おしっこトラブル
(下部尿路疾患)です。

毎年この寒くなった時期から急激に増えます。。

しかも、、!
特にオス猫ちゃん♂に関しては命にかかわってきます

皆さんの猫ちゃんには
この病気になってほしくありません!

ぜひ一緒に予防しましょう


"尿検査"をしてみませんか?

なかなか猫ちゃんを連れてくることが難しいこともありますよね。
尿検査は、気軽にできる検査です。
当日の尿を持参していただければ、必ず連れてくる必要はありません。

当院受付にて、無料で採尿セットをお渡ししています。


皆さんの猫ちゃんの挙動や、おしっこの状態はどうですか?
症状によって、
超音波検査(エコー検査)で膀胱の状態もチェックできます。

ご不明な点ございましたら、何でもお尋ねください。



おしっこトラブルにおいて
猫ちゃんの挙動
・・・トイレの時間が長い、トイレの回数が多い、陰部や下腹部をよく舐める等。
おしっこの状態
・・・尿の色が赤い・茶色い、尿が光にあたってキラキラしている、排尿をしていない等。



投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL

2020年3月 2日 月曜日

トイレの失敗、、理由③④



動物看護師の松田です*



ねこちゃんがトイレを失敗してしまう理由は

以前、紹介致しました  病気によるもの 
の他に、いくつかあるようです。

ねこちゃんの気持ちを聞いてみましょう!




  cat「このトイレ、好きじゃない...」

好むトイレを探してみましょう
今までのトイレも含めて、
いくつか設置してみます。




〰 一般的に好むトイ 〰

・大きい(カバーや蓋がない)
・細かい猫砂
・普段いる場所にある
・ねこの頭数+1個


〰 〰 〰 〰 〰 〰 〰




















ふちに立ってしていたり、
短時間で済ませて飛び出すようであれば
トイレの居心地が悪いようです。


また、体の大きい子は
衣装ケースも良いかもしれません。


























  cat「ラブレターとして排泄しています」

去勢手術をしましょう。


手術済みの場合は
気持ちの高ぶりによるメッセージ
受け取ってください。

例えば、
布団の上に排泄してしまう場合、
布団についている匂いに対して不安がある
ことが多いようです。

















誤って排泄してしまった場所は
酵素系のクリーナーで掃除し、
柑橘系のスプレーをしてください。

再発を防止しますclover



 

投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL

2020年1月14日 火曜日

トイレの失敗、、理由①②


動物看護師の松田です*


ねこちゃんと暮らしていて
困ったことはありませんか?

問題となる行動、
残念ながら、遺棄されてしまう理由3位は
"トイレの失敗" だそうです

*ちなみに1位や2位は
引っ越し等の人間の都合によるものです。




なぜトイレとは別の場所で排泄してしまうのか
ねこちゃんの本音を聞いてみましょう。
















cat「残尿感がある、痛い...」

膀胱炎など、下部尿路疾患が考えられます
初期では、頻尿や
下腹部をしきりに舐める様子が
見られるかもしれません。。
動物病院へ行きましょう!





 cat「このトイレ=痛い」

治療後もトイレ以外で排泄する場合、
トイレのせいで痛かったと
記憶しているかもしれません。
トイレを変えてみましょう。
トイレの場所を変えて解決する場合もあります






 理由①②は、病気によるもの でした

























下腹部を舐め続けているようです。
脱毛が見られますね...
皆さまのねこちゃんはどうですか?



一度見てみてください。


投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL

2018年10月 1日 月曜日

最近やせてきた。

image1 image2

最近やせてきたと、
思われることはありませんか?

なんとなく食べが悪い。
食べるのを途中で止める。
口の横を前足でかく。
よだれが多い。
口臭がきつくなった。

このような症状があった場合は、
一度上唇をめくって、口の中を見てください。

上の右の写真のように
歯茎が赤くなったり、
歯石がかなりついていたり、
または、口の中を見ようとすると
ひどく嫌がるなどの場合は、

歯周病が原因で食べが悪い場合があります。

悪い歯を抜くことによって
歯周病がなくなり
痛みがとれて
食欲が回復する場合があります。

上の左の写真は、
左の写真の猫ちゃんの1年後です。
歯肉の炎症は完全になくなっています。

歯がなくて食べれるのかと
心配される飼い主の方がおられますが、

フードの粒が大きすぎなかったり、
缶詰であれば、
食べるのに支障はありません。

ほとんどの場合、
歯を抜くことによって
痛みがとれ、
食欲が回復します。

 


 

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2017年8月30日 水曜日

猫の毛球症

上の写真は、

猫が吐いた毛玉です。

鎮静剤を使用した時に、
その影響でこのような毛玉を吐く猫ちゃんが時々います。

鎮静剤を使って吐かなければ、
上のかなり大きな毛玉が
胃の中に長期とどまっていた可能性があります。

時々吐く、
急に食べなくなる、
毛づくろいがはげしい、
長毛である、
便に毛が多く混じる

等があれば
毛球症に気をつけてください。

対策としては、

毎日ブラッシングをする、
バリカンで毛を刈る(サマーカットと言います)
ラキサトーン等の毛玉防止用の薬を与える

などがあります。

 


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