ANIMALBLOG

2015年11月11日 水曜日

猫の停留精巣

上の写真は、
猫の睾丸(精巣)部分ですが、左の睾丸が見当たりません。

初めて体験した猫の停留精巣(陰睾、片睾丸)です。

ネットでみると、
色々書かれていますが、
停留精巣は遺伝的な問題であり、
それ自体が生体に悪影響を及ぼす事はありません。
将来的に精巣の腫瘍になる率が正常より高くなると言うものです。
腫瘍化すれば、生体に悪影響を及ぼすことがあります。

犬の場合は
停留精巣はそれほどめずらしいことはなく、
年に数頭は見かけます。
停留精巣が腫瘍になる率は、
犬の場合は正常の約9倍と言われています。

停留精巣も鼠径部(股の付け根部分)に精巣があれば
あまり考えずに手術で摘出できますが、
問題なのは、お腹の中に停留している場合です。

開腹して精巣を摘出しなければなりません。
事前にエコ-等で確認できていれば安心できますが、
事前確認できない場合は、ある程度場所が限定されているとしても
手術を躊躇します。

結局は、将来的に停留精巣が腫瘍になる危険と麻酔の危険と
どちらを重視するかの問題となります。

上のネコちゃんはスコティッシュフォ-ルドという純粋種でした。
当院に来院する猫の約9割は日本猫ですので、
将来的に猫の純粋種が増えれば、
停留精巣をはじめ遺伝的な問題も増えると思われます。

上のネコちゃんは、
腹腔内に停留していて、かつエコ-で確認できなかったため、
手術はせず、定期的にエコ-等で検診することになりました。



 

投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL

2015年11月 6日 金曜日

秋深し

犬が好きなことは?

散歩と食餌です。

もちろん例外はあります。

投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL