ANIMALBLOG

2014年11月28日 金曜日

短頭種気道症候群

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上の写真は
ペキニ-ズの鼻孔の手術前(左)と手術後(右)です。

短頭種気道症候群とは、

ブルドッグ、ペキニ-ズ、パグなどの短頭種
外鼻孔狭窄、軟口蓋過長症などの解剖学的構造によって起こしやすい
上部気道の閉塞性疾患のことです。

簡単に言うと
いびきをかいたり、呼吸音がはげしいなどの症状が
年々ひどくなり

最終的には、
呼吸困難を起こして死亡することもある疾患です。
場合によっては、急死する場合もあります。

車での移動、暑い時の散歩、夏のシャンプ-などで
急死する場合がありますので、注意が必要です。

数年前、飛行機での輸送が短頭種犬に限って中止されました。

夏の昼間に飼ったばかりのブルドッグを
数十分散歩させただけで死亡した例や、
車に数時間乗せただけで死亡した例もあります。

短頭種を飼う場合は、
まず鼻の穴を確認してください
L型の場合は狭窄しています。

更に、いびきをかくか、またその大きさはどうか確認してください
大きないびきをかく場合、
将来急死する確率が高くなります。

上記の異常を確認された場合、
できれば1歳以下でおこなう不妊手術と同時に
外鼻孔拡大術、軟口蓋切除術などを
行うことをお薦めします。

症状がひどくなってからでは、
手術の効果が不十分となったり
麻酔の危険性が高くなります。

〝いびきは危険の兆候です。〟







 


 

投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL

2014年11月26日 水曜日

高齢化の波

世界で一番高齢化の進行の速い日本で
飼われている動物達にも色々な影響が出ています。

ひとつの問題は、
高齢で飼い主が施設に入らざるをえなくなった時
飼っていた動物をどうするかです。

残念ながら、現時点では
飼っていた動物を連れていける施設は
ほぼ皆無のようです。

一人住まいのご老人にとっては家族同然なのに
その犬や猫を連れて行けないのは、
生きがいをひとつ無くすに等しいと思います。

当院もそのような行き場のない動物を
預かっています。
たまに会いに来られてひと時触れ合い、
喜ばれて帰られます。


ペット可マンションのように
ペット可老健施設ができないでしょうか。

何とかならないかと思います。

投稿者 森どうぶつ病院 | 記事URL