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2020年2月18日 火曜日

歯石除去は早めに!

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たまたま同じ日に
同じ8歳齢で
同じ犬種のわんちゃん2匹の
歯石除去を行いました。

歯石の付き具合は、
外観上ほぼ同じでしたが、

結果として

左のワンちゃんは、
すべての歯は残りましたが、

右のワンちゃんは、
8本の歯を抜かざるをえませんでした。

なぜこのような違いがでたのでしょうか?

それは、
歯周ポケットの深さが関係あります。

左のワンちゃんは、5歳より
年に一度歯石除去を行っていたため、
表面的に歯石が多く付いていても
歯周ポケットはほぼ正常でした。

右のワンちゃんは、
8歳になって始めて歯石をとったため、
すでに歯周ポケットがかなり深くなっており、
ぐらついている歯が多数あり、
抜歯せざるを得ない状態でした。

できれば、
5歳までに一度歯石除去を行い、
その後は年に一回程度、
歯石除去を行うことをお勧めします。

歯周ポケットが深くなってからでは、
歯石除去はおそすぎます。

 



 

投稿者 有限会社森どうぶつ病院

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