ANIMALBLOG

2017年1月14日 土曜日

遺伝病

先日テレビで、
日本でのペットの繁殖状況、
それに伴うペットの遺伝病の増加についての番組がありました。

日本では、
繁殖(ブリーディング)がブームに左右され、
ある種類がコマーシャル等でブームになると、
その種類が多量に繁殖され、
それに伴い、遺伝病が拡散されるというものでした。

特に衝撃的であったことは、
日本のコーギーの約90%が変性性脊椎症の遺伝子をもっている
というものです。

変性性脊椎症は、
両後肢の麻痺が次第と進行し、
前肢まで麻痺し、寝たっきりとなる病気です。

当院でも3頭のコーギー犬で経験しています。

現時点では、治療法はありません。

誤解されるかもしれませんので、
念のために言っておきますが、
その遺伝子を持っていると、
すべて病気を発症するということではありません。
発症する可能性があるということです。

遺伝病をなくす取り組みも紹介されてきましたが、
ペットのブームというものがなくならない限り、
遺伝病も減少しにくいのではないでしょうか。

犬や猫を飼おうという時は、
その種類がどのような遺伝病があるか、
知っておくと良いと思います。




投稿者 森どうぶつ病院